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ちょうど1年前の昨年7月に生まれてはじめて入院しました。
白内障の手術でしたが、その時に30年程前に買って読んだ
司馬遼太郎の本をもう一度読み返そうと、病院に持っていきました。
30年ほど前の本なので、古ぼけて字も色あせていました。
昔は印刷の技術も悪かったのだと思いました。
手術後、本を開いてみると、字は色あせているどころか鮮明でした。
印刷の技術が悪かったのではなく、自分の目が悪かったことに
気づかされると同時に知らず知らずのうちに自分本位の思い込みで
モノゴトをみてしまう習慣がついていたことにも気づかされました。
澄んだ目で素直にモノゴトを見て正しい判断ができるからこそ
日々新鮮でいられるのだと実感しました。
平成21年7月
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