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    ~ 亀山公園前からの渡月橋 ~




亀山公園は小倉山山麓にあり、渡月橋の川上のこのあたりは嵐峡と呼ばれている。
対岸の道は、角倉了以が河川開墾工事に協力した人々の菩提を弔うため千光寺の名跡を移して創建した大悲閣に通じる。
月の夜、川上から渡月橋を見ると月が橋を渡っているように見える。平安初期に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と感想をもらしたことから渡月橋と呼ばれるようになった。



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   ~ 中之島公園より渡月橋・小倉山・愛宕山を望む ~




嵐山とは、一般的に大堰川にかかる渡月橋を中心にした地域をいう。
橋の川上右手に亀岡公園、橋を中心に中之島公園があり、橋の東北の臨川寺あたり一体を総称して嵐山公園と呼んでいる。




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      ~ 野宮神社① ~




源氏物語「賢木の巻」に嵯峨野の野宮を光源氏がたずねるという一節があるが、その野宮がこの神社である。境内に残る「黒木の鳥居」や「子柴了垣」は物語の中の遺風を今に伝えている。
縁結びの神として若者たちに人気がある。




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      ~ 野宮神社② ~




野宮は伊勢神宮に斎宮として奉仕する未婚の皇女が潔斎のため住まいとしたところである。境内に苔の庭園、周辺には真竹といわれる良質の竹林が嵯峨野の竹林として有名である。




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      ~ 念佛寺前の通り ~



小倉山山麓のこのあたりを化野という。このあたりは都の西の死者の埋葬の地であった。この地に葬られた無縁仏を供養するため念佛寺が開創された。明治期にさらに化野に散在していた無縁仏、石仏、石像など8000体を集め、今日の形の供養をするようになった。毎年8月23・24日の両日には、石仏に一斉にろうそくが点灯される千灯供養は幻想的な情景を浮かびあがらせる。



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     ~ 奥嵯峨鳥居本への通り ~



鳥居本は、嵯峨野地区の北西に位置し、室町時代に農業や林業を中心とした集落として開かれました。江戸時代には、火を司る神の愛宕神社への参拝道として街道沿いに茶店、料理屋などが立ち並ぶ門前町が形成されました。現在、伝統的建造物群保存地区に指定されている。






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         ~ 小倉百人一首文芸苑 ~
  

    

小倉山のふもとにあった藤原定家の別荘である小倉山荘の障子に「小倉百人一首」が描かれていたため「小倉山荘色紙形和歌」「小倉山荘色紙和歌」などと呼ばれはじめ、時代とともに「小倉百人一首」の名で定着してきた。
文芸苑では石碑に刻まれた歌が苑内に設置され、いにしえの心を今に伝えている。



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    ~ 大河内山荘から野宮神社への竹林の道 ~




天龍寺の北門から大河内山荘まで生い茂る竹林の道がつづく。すがすがしい青緑と木漏れ日が風にそよぐ音とともにやすらぎの空間を味あわせてくれる。





                        
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~ 亀岡公園より保津峡を望む ~

 

保津峡は、江戸時代の1606年(慶長11年)に角倉了以が、丹波の産物を京都に運搬するために造った水路である。今では主要な運搬物であった木材の需要が減り、観光客を対象とした保津川下りが有名である。保津川下りは、夏目漱石の「虞美人草」を始め、水上勉、三島由紀夫など多くの文学作品に登場する。保津峡は、京都府亀岡市から京都市右京区、嵐山の渡月橋に至る大堰川(保津川)の景勝地をいい、渡月橋からは桂川となる。




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            ~ 落柿舎 ~



 
江戸の俳人、向井去来の草庵跡。去来は芭蕉門下十哲の一人。元禄4年(1691年)、芭蕉はここを訪ね嵯峨日記を書いている。茅葺きの屋根、土間の土壁に蓑と笠がかけられ「主(あるじ)の在・不在」を示す名残が今も残されている。去来の墓は、この庵の北裏手にある。近くには西行井戸もある。



 
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